コロナウィルス感染症の影響で、昨年に比べて使う機会が減った伝馬舟。
いつかまた使われる日が来ることを願い、皆で思いを込めて作業しました。
朝早い満潮の時間帯に、所定の場所に舟を並べることからスタートします。
干潮を待って作業開始。待つ間、周辺の草刈りや剪定を行います。
以前はデッキブラシで汚れを落としましたが、前回の舟たでから新たな機材を導入しました。
汚れを落とした後。汚れとともにペンキも剥がれ落ちます。
枯れた松の葉を敷いて、火で船底を炙ります。
フナクイムシを殺す為、入念に炙ります。
船底が乾いたことを確認し、ペンキを塗り直します。
寝そべって作業する為、腰や肘に大きな負担がかかります。
ペンキの塗り直し後。
今回は船名が薄くなって見えづらくなっていた為、船名も塗り直しました。
すべての作業を終えたら、舟を並べます。
翌朝、満潮の時刻に舟を回収し、桟橋に戻したら、作業終了です。